生活

10年振りの投稿

ほとんど10年振りに記事を書く。 さすがにこの間に、身も心も大きな変化が起きている。 この10年を思い返しながら、なんとか続けていこうと思っている。

2007年も終わり

間もなく2007年(平成19年)も終わる。今年は公私ともにあまり良くない年であったと前日の職場の反省会でも述べた。 確かに1年間通して営業成績は悪く、母を亡くし、会社の同僚を亡くし、更に父の余命も僅かとなっている。それでも3人目の孫が生まれ、部下同…

壊れそうな父親

父の様子が気になっている。記憶力の減退に拍車がかかり、5分前の話題を繰り返す。 つい10日前に母の納骨をしに、できたての墓へ行ってきた。父から「立派な墓を建ててくれた」と珍しく感謝の言葉をもらった。墓の前での記念写真を本人に渡した翌朝に「墓は…

孫の運動会へ顔を出す

長男のお嫁さんから、今年小学校に入学した長男がリレーの選手になったとのメールをもらった。会社は休みではなかったが、比較的に余裕があったので交代休日を取った。 天候は快晴。昔長男が少年野球チームにいた頃、応援に行った学校のグランドだった。石狩…

母の納骨を終える

5月30日が四十九日忌に当たる。直前にお墓が完成し、納骨することができた。 母の兄弟は皆高齢だし、いとこ達に声をかけるのも申し訳なく、結局法要は誰も呼ばず、父と姉弟夫婦だけで済ました。 今回は初めての経験というものをいろいろとさせてもらった。葬…

間もなく四十九日の法要

初七日から始まり四十九日で一区切りという知識は何となくあったが、実際に体験するとあまり分かっていなかった。 だいたい、初七日の次は二七日(ふたなのか)、次に三七日(みなのか)と続き七七日(なななのか)が四十九日に当たるということは、説明を聞…

家紋はどれだ?

母の葬儀の際、葬儀場の担当者から家紋を尋ねられた。はたと困った。母なら分かったかも知れないが、もう聞けない。 父のネクタイに付いていた紋と、姉の結婚前の喪服の紋が一致したので、「丸に五三の桐」で今回の葬儀は通した。 葬儀後、本家の墓にお参り…

母の最初の月命日

母が亡くなってひと月が経った。しんどい一ヶ月だった。 最近の病状からなんとなく予感はあったが、やはり早すぎた。享年84歳という年齢だけで言うと、それほど不満のない生涯と受け取られるかもしれない。だが、その1/4以上は病いとの闘いに費やされた。 我…

正月休み雑感

29日から休みに入り、今日はすでに2日。毎年のことだが、あっという間に日が経過する。大晦日に母を見舞った。今回は久しぶりに目が覚めており、私の顔を見て微笑んだ。胃瘻(ろう)の処置をして以来、満足な会話をしていなかったので、ほっとした。 最近は…

喪中のはがき(2)

S氏の奥様からはがきが届いた。S氏が亡くなった。92歳だった。 氏とは前の職場で数年一緒に過ごした。私が20代から30代にかけてのことだから相当古い話である。国鉄を退職した後に、経理・総務担当としてやって来た。年の離れた生意気な若造だった私にも気…

喪中のはがき

また年賀状の季節がやって来た。 父が郵便物を紛失したり、私宛の郵便物を勝手に開封したりするので、1年ほど前から「不在留め置き郵便物」扱いで局留にしている。 週に1度のペースで郵便局を訪ねる。時節柄、「喪中にて欠礼」の案内がいくつか来ていた。 …

老いていく父親(2)

私が高校3年になる時、父の転勤がまたやって来た。この時はもうたくさんだという気持ちで、同行を拒んだ。 3年前に30数年ぶりに一つ屋根の下で暮らすことになり目の当たりにしたのは、更に悪化した自分勝手な父の姿である。 元々のわがままで自己中心的性…

老いていく父親(1)

父親と同居を始めて3年が経った。 同居を始める前から、父親は「買い物症候群」に陥っていた。 20年前に母親がパーキンソン病を発症してから、財布を握っておりお金が自由になっていたことも要因だと思うが、買い物に異常な執着を持つようになった。 日に4…

3人目の孫も男の子!

孫の誕生日が近づいている。早めにプレゼントを買ってあげようと連絡し、札幌ファクトリーのトイザラスで待ち合わせた。 11月生まれの上の子は来年小学校で、下の方はこの7月で2歳になった。 息子のお嫁さんは3人目を身ごもっている。 私の顔を見て、「また…