久しぶりに岩内を訪ねる。

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 岩内にサッポロビール会という団体があり、創立55周年祝賀会に出席してきた。
 なぜ岩内でサッポロかというと、岩内は野生のホップが発見された地であり、明治9年に開業した開拓使麦酒醸造所がサッポロビールの前身ということにになっているからだ。
 鉱山技師であった開拓使のお雇い外国人のトーマス・アンチセルが、明治5年に地質調査で来道した折、野生のホップを発見し、開拓使にホップ栽培を建言したと言われている。
 なぜその会合に私が出席したのかというと、麦酒醸造所建設の責任者であった村橋久成という、開拓使官吏を顕彰する北海道久成会という団体の末席に名を連ねているから、ということになる。
 勤務先の事情で、入会することになり、事務局員としてお手伝いをしている。会の役員達は都合が付かないと言うことで、私を含め3人の一般会員がはせ参じた次第だ。
 祝賀会は海の幸がふんだんに出て盛況であったが、私はというとお腹が不調になり、残念な結果となった。
 しかし、荒井記念美術館でピカソや西村計雄の作品を観ることができたのと、帰路ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学できたので良しとしよう。