山行予定が白老めぐりに

15日(日)友人と支笏湖畔の紋別岳へ向かった。出がけは好天だったが湖に近づく頃には雨が降り出した。早々にあきらめてそのまま苫小牧方面へ車を進める。
湖畔を過ぎると徐々に天候は回復してきたが、いまさらということでドライブを続けることにした。苫小牧市内に入り標識を見て、白老へ行こうということになった。言ったのは私であるが。
30年前(!)になるが、私は白老から苫小牧に汽車通学をしていた。高1と高2の2年間である。ちょっと懐かしんでも悪くはないだろう。
だが当時は生活圏は苫小牧であり、白老自体はあまり記憶がない。国鉄職員の息子であったわたしにとって、どこへ行っても起点は駅である。白老駅は洒落たかわいらしい駅舎になっていた。すぐ近くに国鉄の官舎があったはずだが、まったく分からなかった。
あと覚えているのはポロト湖でゴーカートに乗ったことくらいか。アイヌの民芸品を売っていた店があったとは思うが、それ以外は全く記憶がない。立派な博物館やチセという住居を復元したものが設置されていた。
印象…子供の姿はあまりなく年寄りが多かった。中国語および朝鮮語と覚しき元気な声をここでも耳にした。