2007年も終わり

 間もなく2007年(平成19年)も終わる。今年は公私ともにあまり良くない年であったと前日の職場の反省会でも述べた。
 確かに1年間通して営業成績は悪く、母を亡くし、会社の同僚を亡くし、更に父の余命も僅かとなっている。それでも3人目の孫が生まれ、部下同士の結婚のお祝いを自らの手で準備できた。
 また母の葬儀や父の手術・入院生活という負の局面の中で、姉弟同士の会話が生まれなんとなく疎遠だった関係が少し改善されたという変化もあった。息子は職場の皆さんのおかげで働きながら大学院で学ぶ機会を与えられ、厳しいながら4月からその生活をスタートさせた。
 色々考えてみると悪いことばかりではなかったかな、と思ったりもする。幸運と不運、あるいは幸福と不幸の度合いを測る基準はなんだろう?
 客観的なそんな基準があるはずはない。「今」の自分にとって何が大切なのか、あるいはどういうスタンスで考えるのかで評価が分かれると思う。
 悲しいこともうれしいこともいつだってあるだろう。変えられることは変える努力をしよう。少しでも皆の役に立つよう誠実に生きよう。